弊社は近年、大学や研究所様との取引が急増しております。
2月にある大学の貨物の輸出手配をさせて頂きました。
お客様は大学の先生でした。他のフォワーダーにも相談されていたようですが、どのフォワーダーからも輸出が難しいと断られていました。そのようななか弊社のホームページを見ていただいたことがきっかけでご連絡をいただきました。
先生の困っていることをお聞きすると、輸出貿易管理令にかかわる製品目が多岐に渡っており、製品リストを見たフォワーダーからは面倒だと感じて断られたとのことでした。
先輩と一緒にじっくりとリストを見るとたしかに製品目は多岐に渡っており、聞いたことのない品目が並んでいましたが、丁寧に一つ一つをチェックしたところ、仕入れメーカー、製品番号、型番、該当・非該当の確認等、「輸出貿易管理令」に則って確認が出来ました。
貨物はシンガポール経由インドネシア向けで、輸送手段は航空便にて手配いたしました。
手順としては、輸出貨物の出荷元、商品詳細、輸出先の国、輸送手段(航空、海上、クーリエ)をお伺いしました。その後お見積りをご提案させて頂き、手配を進めました。
本件の場合は貨物を引き取り、倉庫に輸送します。同時に飛行機のブッキングをし、その後倉庫に爆発物検査、輸出通関を行います。貨物に問題がなく、輸出通関も下りたことが確認でき次第、航空輸送へ進みます。
輸出通関の際に必要な下記の情報をご教示頂くようお願いをしております。
・法人番号
・輸出入者符号（ある場合）
・過去の輸出実績の有無、お持ちの場合は輸出許可書
・輸出品の商品説明（写真、カタログ、用途、材質など）
・CI(COMMERCIAL INVOICE) & PL(PACKING LIST)
産学連携の拡大、学術界隈での海外の研究機関との共同研究の活発さを貿易を通じて実感しております。弊社は、この数年間で北海道から沖縄の大学まで多くの学術機関と輸出、輸入、国内輸送、設備の設置をさせていただいております。
お困りの際は、是非お気軽にご相談くださいませ。
株式会社バンソーロジスティクス
マーケティング部 TEL: 03-6268-9496